2026.03.16
  • 教育活動(高校)

高校1年一貫クラス 春期講習レポート  ~探究論文発表会実施~

一貫クラスの生徒たちは、「アース・プロジェクト」での出会いや発見から湧き上がった「なぜ?」という問いをベースに、中学3年次、自ら探究したいテーマや目標を『成立宣言』として掲げます。

この宣言を起点に、1年間かけて自分自身の「問い」と向き合ってきました。

その成果発表となる、『探究論文発表会』の様子をご紹介いたします!

〇予選を勝ち抜いた精鋭による決勝コンテスト

当日は、高校1年生だけでなく、中学2・3年生や保護者の皆様にもご参加いただく中で幕を開けました。

全生徒がプレゼンテーションを行い、3会場に分かれた予選を勝ち上がった6名が、メインステージでの決勝コンテストに挑みました。
どの発表もこだわりが詰まった力作ばかりで、審査員の採点も非常に拮抗するハイレベルな戦いとなりました。

〇最優秀賞:『外来種は悪なのか?』

見事最優秀賞に輝いたのは、三原さんです。

彼は中学2年生での「海のフィールドワーク」や自身の経験を通じ、「在来種の保護」への興味を抱きました。
この1年間、毎週のように荒川へ通って外来種の駆除活動と在来種の生息数の測定を継続してきました。
膨大な文献調査と実体験を積み重ねた結果、彼が導き出したのは、「問題の前提そのものを問い直す」という結論でした。
外来種をゼロにすることは限りなく難しいこと、外来種は人間の活動により持ち込まれたという事実、命の重さ、様々な角度から思案を重ねた結果でした。

テレビ番組等で「外来種の駆除」が社会正義として扱われる昨今、あえてその前提を疑い、多角的な視点から「外来種と在来種の共存」という自分なりの答えを導き出した姿は、まさに探究学習の本質といえるものでした。

〇「調べ学習」を超えた、本物の探究とは?

本校の探究学習は、いわゆる「調べ学習」の延長ではありません。一般的な総合学習との違いは、その『出発点』と『目的』にあります。

・一般的な学習: 誰かに与えられたテーマに基づき、すでに存在する「正解」を模索する。

・本校の探究: 自ら問いを立て、答えのない未知の問題に立ち向かう。

今の時代に求められているのは、「いかに速く、大人が求める正解にたどり着くか」ではありません。
正解のない問いに対し、自分自身の足と頭で挑み続ける力こそが、この探究活動で養われる学びの本質です。

会場には、これから本格的な探究に入る中学3年生たちの『成立宣言』も掲示されました。
先輩たちの背中を追う彼らの宣言が、今後どのような芽を出し、花を咲かせるのか。今から楽しみでなりません。

大役を終えた高校1年生の皆さん、本当にお疲れさまでした!

発表を通して得た新たな気づきを糧に、自身の進路とも結びつけながら、探究学習をさらに進化させていきましょう!

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