- 教育活動(高校)
高2 探究クラス 海外研修(3日目)
海外研修3日目は、午前中のマンツーマン英語レッスンと、午後のAIグループレッスンという、これからの時代に欠かすことができないスキルを深める濃密なスケジュールでした。
〇1on1 English Lesson スタート!
午前のレッスンは、IELTSの学習がマンツーマン形式で行われました。
QQ Englishの講師陣は国際資格TESOL(Teaching English to Speakers of Other Languages:英語を母国語としない人への英語教授法)の取得者です。
世界で広く認められたこの英語教育のスペシャリストのレッスンを、生徒たちは1対1で受講しました。
英語を母国語としない学習者の「かゆいところに手が届く」きめ細やかな指導が展開されます。
普段の集団授業では、つい声を潜めてやり過ごしてしまうような苦手な場面でも、このマンツーマンレッスンでは逃げ場はありません。
当初は緊張した面持ちだった生徒たちですが、講師陣の温かい人柄と、着実に英語力が向上していく確かな手ごたえに触れ、レッスン後には達成感に満ちた笑顔があふれていました!
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〇AI Lesson 本格始動!
午後はいよいよ、KredoによるAIレッスンが本格的に始まりました。
このレッスンでは、授業はすべて英語で進行し、AIを活用するためのプロンプトも英語で入力します。
生徒たちは、AIで「何ができるのか」を、一つ一つ体感的に学んでいきます。
昨日ログインを確認したChatGPT、Google AI Studio、Perplexity、Gemini、bolt.newといった多様なAIツールをフル活用しました。
AIツールと適切なプロンプトを選択・入力することで、数か月かかるような成果物が一瞬で完成する瞬間を目の当たりにし、生徒たちは驚きと感動を覚える一方で、複雑な思いを抱えていました。
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実は、探究クラスの生徒たちは、夏期講習などで20時間以上を費やしてアプリ開発体験を済ませています。
彼らが心血を注いだ成果が、わずか数分で完成する様に、様々な思いが交錯したことでしょう。
「AIに仕事が奪われる世界」はまだ遠い未来だと思っていた生徒たちも、この現実的な体験を通して認識を新たにしました。
「AIに使われる側ではなく、AIを使いこなせる人材となる」ために、レッスンは続きます!
〇最後に
私にとって何より驚きだったのは、たった半日の授業で、生徒たちがAIの大まかな使い方を完全に把握していたことです。
それぞれが思い思いにプロンプトを入力し、意図する画像を生成したり、シューティングゲームや恋愛シミュレーションゲームを即座に作成したりする様子には、驚きを隠せませんでした。
この知識と技術を使いこなすことで、「今、世の中にない新たな価値」を世界に発信できるという体験に、生徒たちは深く興味を惹かれていました。
この学びは、海外研修の終盤を飾る重要な活動へとつながっていきます。
次回のレポートもどうぞご期待ください!



