2025.10.27
  • 教育活動(中学)

『働くを探究プログラム』実施!

今、世界にはどれくらいの仕事があるかご存知でしょうか?
厚生労働省の分類だけでも18,000種以上あるといわれています。
また、今の中高生が将来就く仕事の65%は、現在存在しない職業だともいわれています。

このような変化の激しい時代の中で、生徒一人一人がどんな仕事に向いているのか…?
これを考えることは本当に難しいことだと思います。

そこで一貫クラス(中1~高1)では、生徒が自らの可能性を広げ、しなやかに未来を生き抜く力を育むため、社会の第一線で活躍する方々の「生の声」に触れる『働くを探究プログラム』を実施しました。

このプログラムでは、様々な職種の第一線で活躍されている方々を講師にお招きし、仕事のやりがいや喜び、困難を乗り越えた経験など、実体験に基づいた貴重なお話をしていただきました。
「働くこと」の意義や多様な生き方・価値観に触れることを通じて、生徒たちは自らの未来を考えるヒントを得ます。

今回は、JT(日本たばこ産業株式会社)の社員5名の皆様にご来校いただき、貴重なお話を伺いました。

□アイスブレイクで心の距離を縮める

まず、プログラムの意義を全員で確認した後、ご講演いただくJTの皆様をご紹介しました。
その後、アイスブレイクとしてクラス対抗の「バースデイライン」を行い、生徒と講師の皆様の距離がぐっと縮まりました。

□「働く」とは? 先輩たちのリアルな経験談
それぞれの教室に戻り、JT社員の皆様から話を聴きます。

各教室に分かれ、JT社員の皆様からお話を伺いました。
講師の皆様は、ご自身の中学・高校時代に何を想い、どんな選択をしてきたのかを赤裸々に語ってくださいました。
友人との思い出、後悔や失敗、浪人生活の苦労、そして失恋―。

今、第一線で活躍されている「大人」にも、自分たちと同じように悩み、失敗し、それでも努力し挑戦し続けた時代があったこと。
どこか遠い存在だと感じていた「大人」が、次第に自分たちと重なり、生徒たちは真剣な眼差しで話に引き込まれていました。

□生徒たちの声
生徒たちの感想を一部ご紹介します。

•「今成功している人には、失敗や悩みなど無いと思っていた。でも、自分と同じように悩んで苦しんで、それでも努力を続けて“今”をつかんでいることを知れて、勇気をもらった」

•「後悔する出来事に意味はないと思っていた。学生時代は後悔だった出来事が、大人になると価値ある出来事になったという話に感動した。そのあとの行動が大事だということを知った」

•「時代とともに価値観は変わっていってしまう。だからこそ、“自分の中の好きなことを大切にしなければならない”という話が心に残った。自分の好きなことに自信をもって取り組みたい」

中には難しい話もあったかもしれませんが、生徒のことを想い真剣に語る大人の姿から、生徒たちは多くのことを感じ取ったようでした。

□プログラム終了後の様子
プログラム終了後も「未来キャリアなんでも相談室」が開かれ、講師の皆様と別れを惜しむかのように、多くの生徒が自身のキャリアについて熱心に質問していました。
帰りのホームルームでも、自分のキャリアについて改めて考えを深める生徒の姿が多く見られました。

□最後に
講師の皆様のお話に共通していたのは、「挑戦することの尊さ」「人との出会いの大切さ」、そして「自分の価値観にしっかりと目を向けること」だったように思います。

一貫クラスでは、生徒一人ひとりが自分らしいキャリアを描けるよう、これからも様々な出会いと気づきの場を提供していきます。 今後の取り組みにも、どうぞご期待ください!

※この度は、生徒にとって大変有意義な時間をいただき、JT様・NEXCENT様には、この場を借りて心より御礼申し上げます。
誠にありがとうございました。

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