高3探究クラス『Global Program』レポート Vol.4

7日間にわたる探究学習『Global Program』が全て終了しました。
日本語に頼ることなく、とにかく英語で話す1週間。
伝わらないもどかしさ、伝わったときの喜び。
今まで味わったことのない感情の波の中で、確かな自身の成長と世界とのつながりを実感できたのではないでしょうか。

一般的な語学交流では、英語を母国語としている留学生（アメリカ・オーストラリア・イギリスなどの出身者）との交流が主流かと思います。
しかし、今回のプログラムでは、生徒はもちろん、各国からの留学生メンターを含め、教室にいる全員が「英語を母国語としない」メンバーで構成されています。
言語だけでなく、文化背景や、宗教、価値観など様々な違いがある中で、『英語』という共通のツールがあるだけで、世界が広がる経験を得たことは、今後の人生にとってかけがえのない財産になったと確信しています。
今回のプログラムで生徒たちが得たもの、それは物事を多角的に捉える『視座』です。
私たちが直面する社会課題は、極めて複雑で、決して一つの側面だけでは理解できません。
多様な視点から物事を捉え、的確な判断をする力が必要不可欠です。
そして、世界中の仲間と協働して問題を解決に導いていく…。
今回のプログラムを通じて、その基礎が身についていることを期待しています。
この貴重な経験を糧に、自身の夢に向かって、そして世界に向かって、力強く羽ばたいてくれることを心から願っています！