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サッカーと勉強の両立を旨としつつ、ブラインドサッカー体験や救命・AED講習など、サッカーに関連のある様々な体験を通して人間的な成長を図ることを目指しています。一緒にサッカーを楽しもう!!

2021.11.06

サッカー部(中学)

中学校サッカー部「心の授業」#8音のない世界って?Ⅰ

音のない世界

今年度最初のオンライン(4月)での「心の授業」が聴覚障がい者の女性剣士

(高校生)が健常者の中に入学・入部し日々の練習で自分に足りないものは?

見つめ、健常者以上のコミュニケーションをとり,積み重ねていった結果、

最終的には優勝!

ドラマではなく実話です。

でも聞こえないって怖いですね。話せないって不便ですね。

本校にも聴覚障がい者でありながら健常者の中に入り

、頑張っている生徒さんがいます。

皆さんご存じですか?

文華10.jpg

紹介します。

久住呂 文華(くじゅうろ あやか)さん

現在高校2年生(担任、浅尾先生)

現在:デフサッカー日本女子代表選手です。

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代表集合写真2.jpg

制服顔写真.JPG

高校1年生の時から伝えられる「心の授業」チャンスがあれば是非、

そういう場が欲しいと彼女は訴えてきました。

代表歴

・小4の終わりに初めて代表合宿参加

・中2 アジア太平洋ろう者サッカー選手権大会に出場し優勝!

 初開催のため初代女王です。

 それから7年間代表選手です。(凄いですね!)

代表集合写真4.jpg

              

『心の授業&プチデフサッカー』

・コロナ禍になる前は毎年デフサッカーを行っていたのですが、

ここ二年間、中止になっていました。ですので今回中学1,2年

生は全員初めての経験です。

・中学生と三浦監督は事前にコミュニケーションの4つを手話で覚える

 ことが宿題でした。

久住呂先生の指導で最初の注意事項は練習中、音を出さない!

実際の試合では聞こえない、話せない、審判もホイッスルを持っていない。

審判はフラッグでファールや試合終了を選手に伝えます。

本日の流れを説明する久住呂先生

実技説明.jpg

ホワイトボード.jpg

フラッグの説明.jpg

練習内容の説明.jpg

実技

2v2 ゲームです。

試合中、中学生に質問したら「大丈夫です」ばかり。

普段から楽(らく)しすぎの中学生、目が合うまでだまっていたり、要求もせず

動かず止まってボールを受け、受けてから何をするかというよりも、

受けて相手の前に止めてぶつかって失う。次の次まで考えて何かやってやろうとい

意識の低さがもろに出るから面白い。

ボールを持ってる人だけがプレーしている。ボールを持っていない時に何が

できるかがサッカー。

今回の体験を生かせるかが大事だよね。

またアイコンタクトの数が少ない、要求する数も全然。普段から声で教えあう、

修正しあうことがないから失敗の連続。しかしそれが当たり前で楽な世界。

声を出さない、自分がフリーで要求して受けたらすぐシュートがうてるのに

目が合うまで待っている。負けたくない、勝ちたいのに要求しない。

そのことについてこの新チームはこれからがスタートとはいえ、自分たちで

進めるのか、このまま一年間自己中心的な行動で終わってしまうのか?

本日の講師、久住呂先生は身振り手振りで、自分ができることを身体全体

使って全力で伝えようとしている。

みんなに伝わってほしい。

指導中.jpg

2v2 2.jpg

    

3v3のゲームに移行

・人が増えれば、ゴール、スペース、仲間、相手など見るものが増える。

そこで声なしでサッカーを行う大変さ。ボールを動かしながら相手を意識

しながら行うことって難しい!特に守備時は連携が大事なので、基本の

チャレンジ&カバーができないと崩壊するし、攻撃時、ボールを持っていても

相手が2,3m前にいるだけでプレッシャーを感じすぎて、視線が下では

味方が相手ゴール前でフリーで要求していてもボールは出せない。

という事はタイミングを合わせることが難しくなってくる。

デフサッカーをやることで自分たちの修正点、弱みがはっきりと浮き出る。

試合中の指示.PNG

では学校での久住呂さんてどんな人なんでしょうか?

現担任の浅尾先生に聞いてみました。

「2年から関わるようになって感じたことは、誰よりも発信力があり

 行動力があることです。

 物事を「伝える」ことに長けていると思います。相当な努力家で

 文華さんからは私も日々学ぶことが多いです。

 探求クラスでたくさんのことを学んで、日本にとどまらず、世界でも

 活躍してほしいと思います。」

             

クラスメイトの木村涼風さんにも聞いてみました。

「久住呂さんはとても優しく話しやすくて一緒にいて笑いが絶えません。

 部活動はもちろん、勉強も優秀で文武両道、尊敬しています。

 彼女とは写真を撮るという共通の趣味があり彼女の撮る写真はとても

 きれいでどれを見ても素敵です。いたうも周囲を見ていて助けてくれたり

 気を遣ってくれます。話すときはいつも目を見て話してくれたりと

 本当に素敵な女性です。」

             

高校1年生の時は?昨年担任でした、田嶋史博先生にも聞いてみました。

「何事においても前向きに取り組んでいたのを覚えています。

 特に文化祭の時にみんなの様子を写真のおさめていた様子を一番

 覚えています。

 サッカー大変かと思いますが、頑張って目標を達成してください。」

    

先生方、木村さんメッセージありがとうございました。

普段もすごい人なんですね。今回第一部ではこのような方がいるということを

知ってほしかったのと中学生にどのように伝えるかが目的の一つでした。

第二部へつづく

第二部では久住呂さんが本当に伝えたいこと、部活動の様子をお伝えします。

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